わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

津軽のふるさと・天候の激変

 青森県は、大別して、日本海側の津軽と太平洋側の南部に分かれる。

 津軽と南部を分けるのは、県の中央部を走る八甲田山系だ。雪雲が八甲田山にぶつかるため、津軽は雪が多いが、太平洋側の南部は、仙台のように、雪は非常に少ない。

 今年の津軽の冬は、雪がドカッと降ることはない。が、2月中旬は、天候の激変が繰り返されている。こんなことは、初めての経験である。地球温暖化の進行によって、地球の気象自体がおかしくなっているのだろう。


 2月12日は、曇りで、今の時期には珍しく、最高気温が9℃もあったが、雪が硬くなっているため、1cmしか融けてくれなかった。

 そして、2月13日は、これまた今の時期には珍しく、雨降りで、最高気温が11℃だ。朝方の積雪深は、80cmあったが、13時現在では、4cm減って76cmとなった。

 2月14日の日曜日は、これまた、雨降りで、最高気温が14℃だ。結果、2月15日0時現在の積雪深は、57cmとなった。

 問題は、2月13日及び14日と続いた雨降りの後だった。津軽では、冬の雨降りの後、「あまがえし」が来ることを恐れる。あまがえし=雨返しであり、天候が荒れることを指す。雨の後、単に雪が降るのではなく、猛烈に風が強く吹雪く悪天候になることがあるのだ。

 結果は、2月15日の月曜日は、幸いなことに、雨返しにはならなかった。雪がそれなりに降り、風は強かったものの、猛烈に風が強く吹雪く悪天候ではなかった。

 
 それにしても、2月15日の月曜日から17日の水曜日までの3日間は、最高気温が0℃、最低気温がマイナス7℃だ。雪も、それなりに降った。

 つまり、2月12日から14日までの3日間は、最高気温が14℃だから、ここ6日間では、最高気温が14℃、最低気温がマイナス7℃と、21℃もの差がある。

 生まれてこの方、こんな天候の激変を経験したことはない。地球温暖化の進行は、深刻である。

 そして、この先の天気予報では、2月18日から20日までの3日間は、最高気温が6℃、7℃、9℃と、推移するという。

 積雪深は、2月17日23時現在で、73cmだ。平年の積雪深は82cmだから、平年比89%である。とにかく、天候の激変には、十分に留意しながら、春に向かって元気に歩いて行こう。



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