わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

津軽のふるさと・48cm

 青森県は、大別して、日本海側の津軽と太平洋側の南部に分かれる。

 津軽と南部を分けるのは、県の中央部を走る八甲田山系だ。雪雲が八甲田山にぶつかるため、津軽は雪が多いが、太平洋側の南部は、仙台のように、雪は非常に少ない。

津軽に住む者にとって、冬の大きな関心事は、雪の降り具合であって、日々の積雪深の推移が気になる。


 今年の津軽の冬は、雪がドカッと降ることはない。加えて、2月中旬は、天候の変動が激しい。

 2月12日から14日までの3日間は、最高気温が14℃にもなるなど、気温が高く、13日及び14日は、連続の雨降りだった。こんなことは、初めての経験である。地球温暖化の進行によって、地球の気象自体がおかしくなっているのだろう。

 一転して、2月15日から17日までの3日間は、最高気温が0℃、最低気温がマイナス7℃だ。雪も、それなりに降った。

 結局、2月12日から14日までの3日間は、最高気温が14℃、2月15日から17日までの3日間は、最低気温がマイナス7℃だから、21℃もの差であった。

 生まれてこの方、こんな天候の激変を経験したことはない。地球温暖化の進行は、深刻である。


 そして、2月18日から21日までの4日間は、最高気温が6℃、7℃、9℃、6℃と、推移し、雪はほとんど降っていない。替わりに、雨が結構降った。

 結果、積雪深は、2月21日19時現在で、48cmだ。平年の積雪深は80cmだから、平年比60%である。積雪深48cmは、今冬初の50cm切りである。

 積雪深が平年比60%であるように、雪の減り方は、例年に対し、3週間は早いペースである。2月21日の状況は、例年の3月半ばのそれである。

 つまり、実際の春が、3週間早くやって来ている感じだ。おそらく、今後、雪は、降っても非常に少ないだろう。こういうのは、津軽に住む者として、大歓迎である。



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