わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

津軽のふるさと・あと1か月

 今年の冬、津軽の積雪は、クリスマスまでは雪なしで、クリスマス明けから降りだしたものの、年末から正月明けまで、実に穏かな天気に恵まれた。1月半ばまでは、小雪傾向であったが、半ば過ぎからは降る日が多くなっている。

 今日は、2016年2月3日、節分である。積雪深は、21時現在で100cmだ。平年の積雪深は76cmだから、平年比132%である。

 青森県は、大別して、日本海側の津軽と太平洋側の南部に分かれる。津軽と南部を分けるのは、県の中央部を走る八甲田山系だ。雪雲が八甲田山にぶつかるため、津軽は雪が多いが、太平洋側の南部は、仙台のように、雪は非常に少ない。


 今年の1月半ば過ぎは、雪がドカッと降ることはない。ドカッとは降らず、そこそこ降るのだが、降らない時に、期待するほど融けてくれない。結果、積雪深が2月3日21時現在で100cmなのだ。

 ドカッとは降らないので、積雪深が100cmの割に、降雪日の雪片付けは、きつくはない。

 雪は多く、気温はマイナス3℃~プラス3℃と、寒いことは寒い。が、津軽の住宅は、断熱構造がしっかりしている。我が家では、木造住宅で、暖房なしで14、15℃あり、暖房ありで22、23℃だから、快適である。

 外出時には、外気温マイナス1℃~プラス3℃であるが、当然に防寒着は完璧だから、暖かい。

 想像するに、今頃は、日本の南の地域における住宅の方が津軽の住宅よりも暖かくないといった例があるのでは。また、自分の生活経験に照らすと、今頃は、仙台や東京の住人の防寒対策は、津軽のそれよりも手薄である。東京の人は、よく寒さを我慢しているなという印象がある。


 雪は多く、気温はマイナス3℃~プラス3℃と、寒いことは寒いといっても、行政上除排雪対策には万全が期される。個人の住宅関連の除排雪は、個人が行わなければならない。今冬は、雪片付けは、まだきつくはない。が、雪の降り方によっては、難儀することはあり得る。

 しかし、節分の次の日は、立春である。例年、ここまで来れば、という安堵感がある。津軽の冬は、あと1か月頑張ればいい。俳人津軽わさおとしては、日々、俳句作りに勤しみながら、春に向かっていこう。



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