わさおの俳句ポスト投稿・またおいで
津軽の俳句集団「宇宙(そら)」。俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトだ。
「俳句ポスト365」の第133回 2015年10月29日週の兼題は、「蜜柑」である。
2015年12月10日の木曜日、人・並選の俳句の発表が行われた。俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの投稿に対する入選の結果は、次のとおりである。
津軽わさお 並選
みかん成る避難の旅は五年目に
津軽ちゃう 並選
逃げて来しみかんの里に荒ぶる火
津軽まつ 並選
青函を担ぎ屋運びし蜜柑かな
篠田ピンク 並選
おひさまの蜜柑の心でお接待
野々原ラピ 並選
勤行の木魚にかわり蜜柑食う
メンバー5人で、5並選の全員入選である。これで、4回連続の全員入選だ。俳句集団「宇宙(そら)」としての投稿は、これまで5回であり、第1回目は、3人が入選、1人がよしあきベストセレクションであった。
「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。
で、木曜日に行われた人・並選の俳句の発表の翌日、金曜日には天・地の俳句の発表が行われる。
天・地の俳句に入るのは、全体3,000句の中で11句だ。至難中の至難である。そのことを承知したうえで、それでも、俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーは5人全員で、幾ばくかの期待を抱く。
2015年12月11日の金曜日、天・地の俳句の発表が行われた。俳句集団「宇宙(そら)」としては、5回目の挑戦である。
全体3,000句の中の栄えある11句に入るか。固唾を呑んで蓋を開ける。さあ、どうだ。さあ、あるか。さあ、どうだ。
ボルテージは最高潮。が、結果は、なかった。またおいで、である。またおいで。はい、またきます。
それにしても、全体3,000句の中の11句に入るのって、難しい。そりゃ、そうだよね。3,000句の中の11句だもんね。
それでも、俳句集団「宇宙(そら)」の挑戦が始まって、まだ3か月弱だ。これまでの全5回の投稿結果は、3人選、20並選、1よしあきベストセレクションである。
これからも、メンバー5人全員が切磋琢磨しつつ、楽しみながら挑戦していくこととしたい。
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