わさおの俳句教室日誌・「七夕」~15.07.08分
2015年5月13日から、小学校5年生時以来の親友、Kさんと一緒の俳句教室に参加させてもらっている。
で、7月8日の俳句教室。この日、老先生から教わったのは、俳句は、一句の中に具象的なものを詠み込むと読み手の心により響くということである。
そうした具象的なものを詠み込んだ俳句として、老先生が褒めたのは、次の句である。
青梅や おしり丸丸 朝の市
この俳句における「おしり丸丸」がいかにも具象的でいいのだそうだ。そう言われれば、そんなものかという気がするが、この句は、私が選んだ句の中に入っていない。
ちなみに、この日、俳句教室のメンバーは、老先生を入れて11人であり、1人当たり4句を作っているから、総数は44句である。この中から、1人当たり5句を選ぶやり方だ。
11人の男女別は、男4人女7人だから、全体の64%が女性である。やはり、カルチャー教室は、女性の方が多いということだろう。
この「おしり丸丸」の句は、最高得点の5点を獲得し、栄えあるトップ当選を飾った。
私は、この句を目にした時、作者は女性だと感じた。「おしり」という発想、「丸丸」という発想に、女性らしさを感じたのだ。しかるに、嗚呼しかるに、だ。作者は、我が親友のKさんであり、男性である。
このギャップがおもしろい。これが俳句作りのおもしろさの一つなのだろう。
以下に、わさおとKさんの俳句を掲げる。
わさお作
天を割く 雷一つ 覚める夢
遍路道 受ける接待 フクロバナ
甲子園 かけて弾ける 玉の汗
連覇の 願い砕け 七夕流し
Kさん作
はたた神 川の釣り人 一目散
提灯花 狐の嫁入り 通り過ぎ
青梅や おしり丸丸 朝の市
星の恋 いづこにあるや この子らの
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