わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

高橋大輔選手・「世界中の解説者の絶賛」

[高橋大輔選手] ブログ村キーワード

    津軽のシニアブロガーがブログ記事を書き始めたのは、2013年6月26日からである。あれから1年2か月が経過した。

 おかげさまで、私のブログ記事を読んで下さる方は、今や、1日当たり平均で500人ほどである。

 ブログ記事へのアクセス数や訪問者数を把握する手法は、いろいろあるが、グーグルアドセンスのページビューベースで、8月の1日当たり平均数は497となっている。

 若手ブロガーであれば、1日当たり平均で20,000なんてのはザラかもしれない。しかし、なにせ、こちとらシニアブロガーだ。しかも、ブログを開設して以来、まだ1年2か月の新参者である。

 であってみれば、1日当たり平均で500人ほどは、我ながら大したものだと気を良くしている。

    ブログ記事を書く目的の一つは、私の考え方や見解を人に伝えたいからである。それは、私の知的欲求だ。

 世の中の人がブログ記事を読んでくれること。たまにコメントを寄せてくれること。それを自分が読み、考え、またブログ記事を書くこと。これら一連のことは、私が社会と関わりを持つ貴重な過程の一つである。

 書いたブログ記事にコメントを頂戴するとき、その99%は前向きの評価である。書き手としては、これほど嬉しいことはない。残りの1%は、見解の相違というか、そんなことはわざわざコメントしていただかなくて結構というものだ。だから、そうしたコメントは、即、削除されることになる。

 前向きのコメントの中には、通常であれば私が知ること能わない情報を教えて下さるものがある。これほどありがたいことはない。


 2014年6月19日付けで、高橋大輔選手・「逸材」と題するブログ記事を書いて投稿した。その中に次のような記述がある。
 
 高橋大輔選手は、世界フィギュアスケート界の革命的存在である。

 革命的存在であるのは、高橋選手が彼以前の世界フィギュアスケートそのものを変えてしまったからである。しかも、男子フィギュアのみならず、女子フィギュアも含めて変えてしまった。

 高橋選手が世界に対して実現して観せたのは、ジャンプで切れ味鋭い4回転等とステップ及びスピンで世界一の芸術性との融合である。これは、世界一美しいフィギュアスケートだ。

 世界一美しいフィギュアスケートを創り上げた選手は、高橋大輔選手の前には、男女を通じて誰もいない。

 2006年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香選手は、3回転等のジャンプはあるものの、切れ味鋭くはなく、世界トップの芸術性もない。それでも、金メダルを獲れた。出場選手の顔ぶれなど、運が良かったからである。運も実力のうちだ。

 そして、男では、2006年トリノ五輪男子金メダルのロシアのプルシェンコ選手。プルシェンコ選手は、確かに、豪快な4回転等のジャンプは持っている。しかし、ステップ及びスピンでの芸術性は劣る。

 2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得したとき、プルシェンコ選手は、銅メダル獲得の高橋大輔選手の世界一美しいフィギュアスケートを目の当たりにし、言いようのない大きな脅威を感じた。

 その証拠に、それから後、ソチ五輪後まで、プルシェンコ選手は、羽生結弦選手と浅田真央選手の演技は褒めたが、高橋大輔選手については言及していない(私の記憶では)。

 人間、最大の脅威を抱く相手については、言及できないものだ。

 なぜか。それは、人間とはそういうものであり、人生とはそういうものだからである。
 

 このブログ記事に対し、ありがたくもありがたいコメントをして下さり、私の力では知ること能わない情報を教えて下さった方がいる。以下、その情報に基づき、書かせていただく。

 高橋大輔選手は、単にフィギュアスケートの技に優れたスケーターではない。高橋選手の凄いところは、世界中から愛されているフィギュアスケーターであることだ。

 高橋選手を絶賛している世界各国のフィギュアスケーターのみならず、フィギュア解説者は、世界中にたくさんいる。

 ユーロスポーツというフランスのテレビ局TF1の傘下にあるスポーツ専門放送局がある。ここのスポーツ番組は、衛星放送やケーブルテレビなどで世界59か国に、20か国語で放送されている。

 世界では、ユーロスポーツの解説者やカナダ、アメリカの解説者が高橋選手のフィギュアスケートを異口同音に絶賛する。どこが絶賛のポイントとなっているかというと、スケート技術はもちろんのこと、音楽との一体性、観客との相互呼応、彼自身のカリスマ性である。

 ユーロスポーツの解説者やカナダ、アメリカの解説者が行う解説は、視聴者へのサービス精神が旺盛であり、いろいろと楽しませてくれる。視聴者を飽きさせないために、いろいろしゃべる。しかし、驚き、かつ、面白いことに、いろいろしゃべっている彼らが、高橋選手の演技の時だけは、ただただ演技を見ることだけに集中するのだ。

 私たちは、スポーツ放送を通じて高橋大輔選手のフィギュアスケートを観る。それも、日本のテレビ局が制作した、言わばワンパターンの番組だ。それでも、高橋選手のフィギュアの本質を十分に理解できる。

 しかし、高橋選手のフィギュアを取り巻く現実世界は、とてつもなく広く大きいということだ。世界では、ユーロスポーツの解説者やカナダ、アメリカをはじめとする欧米の解説者たちが日常的に高橋選手を絶賛しているなんて。

 なんと素晴らしいことだろう。なんと痛快なことだろう。

 日本のマスコミは、フィギュアスケートとスピードスケートを同じ視点で見ている。つまり、競技スポーツの一つとしか見ていない。なので、高橋選手の素晴らしさ、つまりジャンプで切れ味鋭い4回転等とステップ及びスピンで世界一の芸術性との融合という世界一美しいフィギュアスケートである点について、あまり報道してくれない。残念である。

 今回、私に貴重のうえにも貴重なことを教えて下さった方曰く。

 高橋大輔選手のような素晴らしい選手は、もう二度と現れない。これから彼がやろうとすることを大事に見守ってあげるべきである。

 高橋大輔選手の素晴らしいフィギュアスケート。乙女であろうと元乙女であろうと男性であろうと、いいものはいい。いいものは万人の心をつかむ。

 はい、まったくもって、そのとおりだ。恐れ入り奉るばかりである。



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