わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

高橋大輔選手・「男とは」

 私は、2013年6月26日に生まれて初めてブログを開設した。「人生日々挑戦。青春は一生」がモットーである。

  そして、今や、ブロガーにして、川柳人であり、俳人であり、歌人であり、詩人である。

 たとえ嘘でも、こう言えるなんて、1年前は想像だにしなかった。

 私が作る川柳、俳句、短歌、五行歌は、自己流である。

 自己流ではあるが、しかし、単純な自己流ではない。勝手ながら、ネット上における先達を「師匠」と仰ぎ、その方々の作品について、日夜勉強しながら研鑽に励んでいるつもりだ。

 川柳、俳句、短歌、五行歌を作るに当たって、これらのすべてに当てはまる私なりの基本がある。 

 それは、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るということだ。五音あるいは七音からなる言葉は、いろいろ吟味される結果として、綺麗な日本語、美しい日本語であることが多い。

 そして、川柳や俳句は、短く、綺麗な、美しい日本語が用いられると同時に、五七五の音のリズムがいい。

 逆に言えば、リズムがいいからこそ、古来、日本人は、五七五の定型を決めたのだと思っている。
 
 俳句のルーツは和歌にあるという。俳句、川柳は五七五、短歌は五七五七七の定型詩であるから、先ほど述べたことは、俳句、川柳、短歌の全体に当てはまる。

 五七五、五七五七七の定型詩は、日本語のひらがな文化という1200年もの歴史を持つ。1200年もの歴史を持つに至ったのは、日本語の美とリズムに根ざしているからである。

 これが私の見解だ。この見解が当を得たものかどうかは分からないが。

 私の見解は、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るべし、というものであるから、五行歌を作る場合も一緒である。否、五行歌でも十行歌でも一緒だし、今後自由詩を作る場合でも五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るつもりでいる。


 五七五の音のリズムを刻みながら定型詩を作るとき、テーマは幅広くなる。最近は、フィギュアスケート高橋大輔選手が絡む事柄に題材を求めることもある。

 去る4月21日、高橋大輔選手は、大阪府吹田市にある母校・関西大学千里山キャンパスで行われた学長表彰式及びトークイベントに出席した。いずれも後輩のソチ五輪5位入賞、世界選手権銀メダルの町田樹選手、2013~14年シーズン限りで引退した2010年バンクーバー五輪7位入賞の織田信成さんが一緒である。

 トークイベントで高橋選手は今欲しいものは?と問われて、語った。「やっぱりパートナーかな。欲しいですよね。もう何年もいないんですよ。寂しくて寂しくて、1人で寝るときが寂しいですよね、1人の方は...。どんどん越されていくんですよね、下の後輩に! ホント寂しくて...、寂しいです」。

 この発言のニュースは、日本列島を瞬く間に駆け巡った。

 世の中の女子が歓喜の表情でこの発言を迎えたのは、言うまでもない。

 こういうニュースは、津軽のシニアブロガーとって、恰好の時事川柳の題材となる。高橋大輔選手・「あまた女子」と題する時事川柳を詠み、5月9日付けで投稿した。


高橋大輔選手・「あまた女子」

わさおの時事川柳・五行歌

 欲しいもの パートナーさと 語る大

 パートナー 我も我もと 思う女子

 何年も いなくて寂しや パートナー

 大ちゃんを いやしてあげると あまた女子


 しかし、高橋選手のパートナーほしい発言を聞くと、切ないなあ。

 津軽のブロガーは、シニアだけれど、男として、この発言はよく分かる。俺にも、何十年も前になるが、若い時はあった。それに、「人生日々挑戦。青春は一生」がモットーの俺だ。男は、男の気持ちが分かる。

 でも、女には、男の気持ちは分からない。それは、男には、女の気持ちは分からないのと同じだ。

 こんなことを言うと、いや、そうじゃないと言う人が出てくる。女も言い出すだろうし、男も言い出すだろう。

 人の考え方は、それぞれでいい。女には、男の気持ちは分からない、に賛同する人がいれば、賛同しない人もいる。

 ただ、女には、男の気持ちは分からない、と考えた方が生きていくうえで都合がいいような気がするのだ。人生のひとこまひとこまには、納得感が必要になる。そうしたとき、女には、男の気持ちは分からない、と考えた方が納得感が得られやすいのだ。

 まあ、生活の知恵みたいなものである。

 それだけでなく、サムシンググレートが人間を創るとき、男と女に分けた。男と女は、違うのだ。男と女がそれぞれの気持ちを分かろうとすることはいい。しかし、気持ちを分かろうとしても、所詮、できない。男と女は、違うのだから。

 「やっぱりパートナーかな。欲しいですよね。もう何年もいないんですよ。寂しくて寂しくて、1人で寝るときが寂しいですよね、1人の方は...。どんどん越されていくんですよね、下の後輩に! ホント寂しくて...、寂しいです」。

 高橋選手のこの気持ちは、実によく分かる。彼のことだから、近いうちにベストパートナーに巡り会う。

 しかしだ。ベストパートナーに巡り会った後、将来のいつか、高橋選手は、女には、男の気持ちは分からない、と思うときもくる。

 なぜか。それは、人間とはそういうものであり、人生とはそういうものだからである。

 

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