マー君・「里田まいさんはカウボーイ」
タレントであり、歌手でもある里田まいさん。今シーズンから共に太平洋を渡り、ニューヨーク・ヤンキースの屋台骨を支える田中将大投手の奥さんである。
彼らは、広大な北アメリカ大陸をヤンキースの専用ジェット機で次の試合地に移動することになる。
当然、そうなるのだが、津軽のシニアブロガーは、北アメリカ大陸だから、ついカウボーイを連想してしまう。連想するシーンに登場するのは、もちろん田中将大投手ではない。彼は、ひたすらベースボールに打ち込まなければならないからだ。
連想シーンに登場するのは、里田まいさんの方である。彼女がカウボーイとして馬を乗りこなしているのだ。ボーイは男だから、おかしいんじゃないのと言われかねない。
しかし、カウボーイに対し、女性の場合はカウガールと呼ぶそうだが、里田まいさんにはカウボーイという呼び方がふさわしい。
颯爽とカウボーイ姿で馬を乗り回してアメリカ大陸を行く里田まいさんの姿。格好いい。
皆さんは初耳だろうが、里田まいさんの乗馬の腕前はプロ級だ。馬を乗りこなすことにかけては、日本の時代劇女優や女性タレントの中でぴか一だ。
あの「おバカさん」タレントがまさか、と思うことなかれ。
里田まいさんは、天然は天然だが、同時に、「おバカさん」タレントを最高潮に演じきる演技力の持ち主なのだ。「おバカさん」であって、「おバカさん」でないのである。
里田まいさんは、田中義剛さんとつながりがある。田中さんは、我が青森県は八戸市出身のタレント、シンガーソングライター、酪農家、実業家であり、北海道の株式会社花畑牧場の代表取締役でもある。
里田まいさんは、高校を卒業してタレントデビュー後、売れない数年間があった。その間、田中さん経営の花畑牧場で、半農半漁ならぬ半酪農半タレントをしていた。
半酪農半タレントとは、花畑牧場の酪農に従事しながら、合間にというか、暇なときに、タレント活動をしている状態だ。
だから、乳搾りもできるし、馬の世話や馬糞の片付けなどもお手の物だ。
テレビで実際に観たが、乗馬の腕前はプロ級だ。馬を乗りこなすことにかけては、日本の時代劇女優や女性タレントの中でぴか一だ。
不遇の売れない期間に、里田まいさんは、生きていくうえでも、タレントとしても、さまざまなスキルを身に付けた。だから、やっぱり里田まいさんはただものではない。
里田まいさんのオフィシャルブログ名は、「里田まいの里田米」となっている。なんか米屋っぽい駄洒落なブログ名である。
例によって、ネット先生が教えてくれる。
里田米とは、新潟県の佐渡島(さどがしま)にある佐渡市の「朱鷺(とき)と暮らす郷(さと)」が作っている米である。
里田まいさんがその米を好きになったことがきっかけで、佐渡市の「朱鷺と暮らす親善大使」という観光大使に任命されている。
里田まいさんは、毎年、「佐渡トキの田んぼを守る会」のメンバーと共に「里田米」作りに取り組んでいる。しかし、今シーズンから共に太平洋を渡り、ニューヨークにやってきてしまったから、今度からは、「里田米」作りはなんぼなんでもできない。
昨シーズンまで、里田まいさんは、実際に農作業をやり、米作りに励んだ。花畑牧場でスキルを仕込んだ半酪農半タレントにとって、お茶の子さいさいなのだ。
自らが水田に入って田植えから稲刈りまでをやり、大切に育て上げた「里田米」は、農薬の使用を8割まで減らした減農薬のコシヒカリだ。
それは、生き物を育む農法の実践であり、生物多様性を守る米作りは、トキを守り、環境を守るというのがキャッチフレーズだ。
佐渡の里山の田、つまり里田で里田まいさんが作る米、だから「里田米」。上手くできている。もっとも、佐渡の田、さとだ、里田の米、で「里田米」かも知れない。
いずれにしても、佐渡のさどに、さとの里田まいさんが引き寄せられた経緯がある。
考えてみれば、里田まいさんは、柔でない。「里田まいさんはカウボーイ」という表現がピッタリの剛の者である。
数年前、彼女は、ある時から、ブレイクし始めた。その天然ボケにテレビ各局が飛びついたのだ。いつしか、里田まいさんは、「おバカさんタレント」の第一人者と呼ばれ、その女王に上り詰めた。
里田まいさんが今いるアメリカは、「ルーシー・ショー」のルーシーの昔から「おバカさん」っぽいのが好きだ。だから、里田まいさんが「おバカさん」女優としてハリウッドデビューすることだってあるかも知れない。
そんな愉快なことに思いをいたしながら、時事川柳を詠むものなり。
時事川柳「里田まいさん」
マー君の おかげで今日も 美味い酒
イチローが 手本を示す ヤンキース
神の子は 神の制球 見せつける
マイワイフ 美味い米(まい) 里田まい
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