津軽のふるさと・わらはんど
津軽のブロガーにして俳人、津軽わさおは、シニアであるが、もう一花咲かせたいと思っている。咲かせる花が何であるかは、思案中である。まあ、もう一花の花だから、ガツガツする必要もない。
ただ、世の中の元気なシニアの活躍を見聞きすると、もう一花咲かせる気持ちで生活する方が楽しそうだ。やはり、ワクワクする気持ちが大事らしい。
わらはんどの頃、と表現してしまったが、わらはんどとは、津軽弁で子ども、子どもたちという意味である。近頃は、津軽でも、純粋な津軽弁を使わない傾向がある。津軽わさおには、それが嘆かわしい。
津軽わさおは、わらはんどの頃、希望に燃え、一方で前途への不安を感じていた。当たり前だよね。わらはんどにとっては、前途はいつでも、未知なんだもの。未知であるがゆえに不安はつきまとう。が、不安を凌駕する希望がある。
そうした、わらはんどの頃は、羨ましくもあり、懐かしくもある。
2016年1月9日、高校サッカー選手権の準決勝が行われた。我が青森県代表の青森山田は、東京都代表の国学院久我山と対戦し、1ー2で敗れ、決勝進出はならなかった。
しかし、高校サッカー選手権のベスト4まで行ったのだから、素晴らしい。何の種目であれ、全国大会でベスト8入りするのは、凄いことじゃないか。今回は、ベスト4だもの、超凄いよね。
それにしても、今大会、青森山田の快進撃は、見事である。逆転勝ちあり、大差勝ちあり、ロスタイム4分からの奇跡の逆転勝ちあり、芸術的1点勝ちあり。
おかげで、津軽わさおは、年末から正月明けの9日まで、10日間も楽しい時間を過ごすことができた。応援に血沸き肉踊る10日間。青森山田高の選手たちは、大したものだ。我が津軽のわらはんどは、大したものだ。
青森山田高の選手たちの人生は、これからだ。希望にあふれながらも、前途への不安もまたついていくことだろう。しかし、彼らには高校サッカー選手権のベスト4という実績、自信がある。これは、大きいよね。
彼ら津軽のわらはんどは、3年間、否、青森山田中からのわらはんどは、6年間、実によく頑張った。だって、冬は、雪の中でサッカーの練習をしなければならないんだもの。
どんな才能あふれる選手でも、雪の中、あるいは雪の上では、最初は、てんでサッカーをできないそうだ。そりゃそうだよね。
だから、よけい彼ら津軽のわらはんどは、大したものだ。よく頑張ったよね。大したものだ。
津軽のわらはんどの大先輩、津軽わさおは、青森山田高の選手たちの活躍と頑張りに、いたく心を打たれている。
そして、密かに思う。もう一花咲かせるぞ。
ワクワクした気持ちがあるが、わらはんどの頃の不安はない。だって、今はわらはんどでないもの。それは、自信でもあり、一つの寂しさでもある。
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