わさおの俳句ポスト投稿・全員入選、連続3回目
俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。
俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。
「俳句ポスト365」の第132回 2015年10月29日週の兼題は、「ねんねこ」である。兼題の説明に曰く。
ねんねこ(冬の季語) 乳幼児を背負った上から着る、防寒用の綿入れ半纏のこと。寝ることや赤子を意味する幼児語の「ねんね」からきている呼び名。
2015年11月26日の木曜日、「ねんねこ」に対する投稿の入選結果の発表が始まった。蓋を開ける瞬間のワクワクドキドキ感がたまらない。
木曜日は、人・並選の俳句の発表が行われた。俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの投稿に対する入選の結果は、次のとおりである。
津軽まつ 人選
踊り子の楽屋裏なるねんねこよ
津軽わさお 並選
ねんねこで眠る夢見る労働者
津軽ちゃう 並選
ねんねこのお尻もちょがす孫の足
篠田ピンク 並選
ねんねこの綿はぬくいよ花いちもんめ
野々原ラピ 並選
ねんねこは南部裂織紅の色
つまり、メンバー5人で、1人選、4並選の全員入選である。これで、前々回、前回に引き続き、3回連続の全員入選だ。俳句集団「宇宙(そら)」のメンバー全員での、万歳、万歳、万歳がこだました。
なお、津軽ちゃう君の俳句にある「もちょがす」は津軽弁で、「くすぐる」の意味である。芥川賞作家・又吉直樹が敬愛する太宰治は、「もちょがす」のが好きだった。
今回、津軽まつ君は、前回に引き続く2回連続の人選であり、これは、もの凄いことである。
「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。
そのうち、人選の俳句200句以上に入るのは、7%であり、津軽まつ君が2回連続の7%入りを飾ったのは、凄い快挙だ。
で、木曜日に行われた人・並選の俳句の発表の翌日、金曜日には天・地の俳句の発表が行われる。
天・地の俳句に入るのは、全体3,000句の中で11句だ。至難中の至難であることを承知したうえで、それでも幾ばくかの期待を抱く。
結果発表までのワクワクドキドキ感がたまらない。
私の人気ブログランキングへの応援のため、
ポチッと↓をクリックお願いします。