わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

わさおの俳句ポスト投稿・素晴らしいサイト

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。メンバーは、主宰の津軽わさおを含み、男子3人、女子2人の計5人である。

 文字通りの少数精鋭と言いたいところだが、主宰の津軽わさおでも俳句修業歴がわずか5か月であるし、残りの4人もまったくの初心者である。

 5人が切磋琢磨しつつ、レベルを挙げていくことにしているが、俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。毎週、一人で二句以上は投稿することが決まりだ。つまり、頼みの綱は、「俳句ポスト365」である。

 
 「俳句ポスト365」は、愛媛県松山市が運営する俳句の投稿サイトである。「毎週新しいお題(兼題)が出されるので、どんどん俳句を投稿してくださいね」とある。

 なにせ、俳句の街、まつやまだ。正岡子規大先生の時代からの歴史と伝統がある。その松山市が俳句の投稿サイトを運営するとは、さすがである。

 「俳句ポスト365」への投稿は、ウェブで俳句投稿フォームに記入し、ボタンを押せばいいだけだ。この便利さが実にいい。まさに、ネット社会にふさわしい。

 「俳句ポスト365」への投稿は、第1回 2013年1月24日週の兼題「椿」から開始された。既に、2年9か月の運営実績があるわけだ。

 この間における投稿の推移については、次の●の質問とそれに対する〇の回答が2015年10月27日掲載の「今週の俳句道場」の中にある。

●全ボツを重ねておる初心者です。毎週の投句はどのくらいありますか。先生が全部読んでるってことではないんですよね。己の非力を棚に上げているわけではない質問です(笑) さらに精進します。/虎雄

〇このサイトが始まった頃は、100人足らずで200句程度の投句数でしたが、現在は投句者数が約700人、毎週の投句は3000句ほどです。全ての句を読んでの選句作業、お便りの仕分け作業はワタクシ本人がやっております。全ボツの日々の向こうに、「人」になる日もやってきます。ご一緒にコツコツ学んでまいりましょう♪

 これを読んで驚くことに、サイトが始まった当初には、投句者数100人足らず、投句数200句程度であったものが、2年9か月後の今は、投句者数700人、投句数3,000句程度である。実に、投句者数で7倍、投句数で15倍の急成長だ。

 しかも、更に驚くことに、「ワタクシ本人」である夏井いつき先生が全3,000句を直接読まれ、選句されているのである。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。一般的な捉え方における「特選、秀逸、入選、佳作」に相当する。「並選の俳句」でも、立派な入選句だ。

 「俳句ポスト365」には、毎週、全国の700人程度から、3,000句程度が投稿され、そのうち入選句は500句程度のようだ。残り2,500句は、ボツとなる。17%が入選で、83%がボツというのは、厳しい。

 入選の「天、地、人、並」の内訳は、毎週、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句といったところのようである。

 入選のうち、並選の俳句は300句で、これに入れるのは、投句総数の10%にすぎない。同じく、人選の俳句は200句で、これに入れるのは、投句総数の7%にすぎない。

 となれば、毎回、確実に並選の俳句には入りたい。そして、徐々に、その上の人選の俳句に入っていきたい。

  ちなみに、俳句集団「宇宙(そら)」の投稿成績表は、これまでの全10回(津軽わさおの一人での投稿分を含む。)の累計で、1人選、12並選、2よしあきベストセレクション、2全ボツとなる。

 先は長い。さあ、みんなして頑張っていこう!!


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