わさおの俳句ポスト投稿・全10回の成績表
2015年9月29日、津軽の地に俳句集団「宇宙(そら)」が誕生した。主宰は、津軽わさおが務める。メンバーは、主宰を含み、男子3人、女子2人の計5人である。
俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。ここは、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。
「俳句ポスト365」に対する第2回目の投稿の兼題は、第130回 2015年10月1日週の兼題「秋刀魚」である。投稿に対する入選結果は、木曜日に人・並選の俳句、金曜日に天・地の俳句が発表された。
木曜日の発表では、次のように、メンバー5人全員が並選に入選するという快挙達成である。そこで、いよいよ金曜日には、誰かが地の俳句に当選となるのではないか、と期待が高まったが、それは叶わなかった。
津軽わさお作 並選
武蔵の秋刀魚小次郎の刀ほど
津軽ちゃう 並選
戻ると決めし夜祝いにサンマ食う
津軽まつ 並選
小次郎の刀のような秋刀魚待つ
篠田ピンク 並選
秋刀魚の塩味寅さんの顔みたい
野々原ラピ 並選
三丁目の路地に秋刀魚の塩味
主宰の津軽わさおが一人で投稿した全8回の分も俳句集団「宇宙(そら)」によるものとみなし、これを含む全10回の成績表は、累計で、1人選、12並選、2よしあきベストセレクション、2全ボツとなる。
この成績表は、なかなかどうして、大健闘だと思っている。
「俳句ポスト365」には、毎週、全国の700人程度から、3,000句程度が投稿され、そのうち入選句は500句程度だ。残り2,500句は、ボツとなる。17%が入選で、83%がボツというのは、厳しい。
入選の「天、地、人、並」の内訳は、毎週、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句といったところだ。
目標は、まずは並選の俳句に入り、だんだんと人選の俳句に入る件数を増やしていきたい。
人選の俳句に入る件数が二桁にまで増えるようになれば、いずれはその上への到達が見えてくるのではないか。
俳句集団「宇宙(そら)」の前途洋々たる未来を信じ、メンバー5人全員が切磋琢磨しつつ、俳句作りの王道を堂々と歩んでいきたい。先は長い。さあ、みんなして頑張っていこう!!
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