シニアナビ・素晴らしき物語、「おしゃれ」
俳句の初心者、津軽わさおは、一生懸命、俳句修業に励んでいる。どうすれば、俳句を上手く作れるのか。
仁平勝先生の著書「俳句をつくろう」の12頁に曰く。
また格闘技にかぎらずスポーツでは、上手な選手の真似をすることが大事です。これは文芸にもいえることで、俳句も同じように、うまい人の技を真似ることをぜひすすめます。
そうなんだ。俳句が上手い人の技を真似ることが大事なんだ。
初心者から見て、最近、シニアナビで見かけたYさんの次に掲げる二つの俳句は、「お土産は」、「活き活きとした」、「捌いては」、「魚の粋」、「を秋灯し」、の個々の措辞といい、流れといい、なるほど感がいっぱいである。
Yさん作
お土産は活き活きとした秋の鯖
捌いては魚の粋を秋灯し
この俳句を詠むに至った経緯は、Yさんのブログ記事によれば、次のとおりである。
Yさんは、「着物の再生」をなさる方である。最近、高知県土佐市宇佐町にある宇佐漁港近辺の高齢の女性から「着物からワンピースを~」との依頼を受け、それを仕上げて届けた際、「貴重な鯖 鰯」をお土産にいただいた。
依頼主の女性は、80代の方であり、宇佐漁港では、自分で漁船を操縦し、一人で漁をする、ただ一人女性である。つまり、現役バリバリの「80代の女漁師」の方なのだ。これは、凄いことである。
Yさんのブログ記事の中には、「着物からのワンピース」の写真が載っている。
津軽のシニア、わさおは、男だから、「ワンピース」のことは分からない。
だけど、ごく薄いピンク地に薄赤と薄緑のハート似の模様が点在し、ワンピースの裾はちょっと幅広の赤のレース地になっているのは、素敵だ。おしゃれである。
「80代の女漁師」の方がお召しになれば、きっとお似合いになる。現役バリバリの「80代の女漁師」の方だもの。そして、土佐の女の方だもの。
おそらく、50代にしか見えないだろう。「80代の女漁師」の方も、Yさんも、両者とも、凄いなあ。
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