なでしこジャパン・「山根ちゃん、W杯デビューおめでとう」
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スポーツ観戦は、生で観るに限る。サッカー女子ワールドカップ(W杯)という大舞台の試合となれば、なおさらだ。
待ちに待った女子W杯が始まり、なでしこジャパンの初戦、対スイス戦は、2015年6月9日午前11時開始である。
津軽のブロガー、わさおは、シニアだから、当然、リアルタイムで観戦できた。シニアであることに感謝する瞬間である。
NHKの実況アナウンサーが選抜メンバーを紹介していく。注目のゴールキーパーは、山根恵里奈選手だ。津軽のシニアブロガーは、思わず、「山根ちゃん、W杯デビューおめでとう」と、叫んでしまった。
W杯1次リーグC組の日本は、初戦の対スイス戦は、絶対に勝たなければならない試合だ。1次リーグC組を1位で通過すれば、アメリカ、ドイツ、フランス等のライバル国とは、決勝まではぶつからないからである。
しかし、絶対に勝たなければならない相手のスイスは、強い。W杯は、初出場であるものの、ヨーロッパ予選を負けなしの9勝1分という圧倒的強さで通過しているのだ。
となれば、なでしこジャパンのゴールキーパーは、普通は、ベテランの福本美穂選手か、気鋭の海堀あゆみ選手となる。
だが、佐々木則夫監督は、一番若い山根恵里奈選手を起用してくれた。山根恵里奈選手は、1990年12月生まれの24歳。
私が山根恵里奈選手の存在を初めて知ったのは、1年前の5月である。その時、なでしこジャパンにとてつもない新星が現れたことに驚愕した。
山根選手は、サッカー男子日本代表のGK、川島永嗣選手よりも背が高いのだ。だから、アメリカやドイツを初めとする欧米の屈強な女子選手よりも背が高い。なんたって、187㎝だもの。
今回の大事な大事な対スイス戦に、山根選手を佐々木監督が起用してくれたこと。そこには、佐々木監督の期待の大きさと覚悟が見て取れる。
こうなると、対スイス戦は、応援するのが通常よりは忙しくなる。なでしこよ、点を取れ、点をやるな、山根ちゃん、ゴールを守れ、となるからだ。
山根恵里奈選手のゴールキーパーぶりを応援しながら、彼女の親御さんの観戦時のお気持ちに想いを馳せた。
前半27分、ベテラン安藤梢選手が果敢にゴール前に攻め上がる。飛び出した相手GKを見てループシュートを放つと、そのままGKと交錯してしまう。これがファウルの判定となり、なでしこがPKを獲得する。
前半29分、宮間あや選手がこのPKを枠の左隅に決めて、1点先取。
前半32分、相手GKと交錯した安藤選手は、負傷交代となる。試合後、安藤選手は、左足首骨折が判明し、チームを離脱した。あまりにも大きい代償である。
サッカーは、点を取らないと勝てない。点は、果敢にゴールに迫らなければ取れない。安藤選手は、身を持ってベテランぶりを発揮してくれた。その勇気に敬意を表する。
そして、宮間主将は、安藤選手のチャレンジに、PKを決めることで実を結ばせてくれた。
そこで、わさおの時事川柳を詠む。
体張り ゴールこじ開け 涙出る
ここぞでは 必ず決める キャプテンよ
それにしても、なでしこジャパンは、よく1点を守り切り、難敵スイスを撃破したものである。後半は、スイスに押されに押されていて、同点にされる危険はあった。
山根恵里奈選手のゴールキーパーぶりには及第点をあげれる。好セーブも見られたし、総じて堂々たるもので、思い切りがいい。実況アナウンサーによれば、187㎝の山根選手は、今回のW杯出場選手中、最長身である。これは、まさに痛快事だ。
187㎝の山根選手が立ちはだかり、横っ跳びにセーブする豪快さを見て、相手選手は、どうにも点は入れれない、と怖くなってしまうのではないか。
そこで、わさおの時事川柳を詠む。
仁王立ち なでしこ守り 好セーブ
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