＜マッサン＞主演女優・「頑張れ、シャーロットさん!!」
人間は、自分に関わることはもちろんであるが、自分以外のことでも、かくあれかしと思ったことが実現に向かっていくと嬉しい。
それがブログ記事として書いたものであれば、ブロガーとしては、快哉を叫びたくなる。ここに、ブロガーにとってのささやかな喜びがある。
2015年2月9日付けで、＜マッサン＞好調・「女優の底力」と題するブログ記事を書き、投稿した。その中で書いた要旨は、次のようなものである。
連続テレビ小説＜マッサン＞は、放送予定期間全体の半分を経過し、ますます好調である。
＜マッサン＞好調の大きな要因は、実在のスコットランド人妻・リタをモデルにした、エリー夫人を演じる米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんの存在にある。
日本語の「聡明」及び「優しさ」を、具体のアメリカ人女性で表現すれば、それは、女優のシャーロット・ケイト・フォックスだ。
シャーロットが演ずる様を観れば、日本人好みの雰囲気であり、安心感と余裕が感じられる。まさに、キャスティング大成功である。
私は、シャーロットの頑張りを知れば知るほど、女優の素晴らしさと底力に感嘆せざるを得ない。
約1年前の2014年3月6日、連続テレビ小説＜マッサン＞の制作発表記者会見が行われ、会見場には主役夫婦となる玉山鉄二と、オーディションで勝ち上がりヒロインに決定したシャーロット・ケイト・フォックスが登場した。
この時、シャーロットは、1985年生まれの28歳。祖母がスコットランド人のアメリカ生まれで、アメリカで舞台や映画で経験を積み、日本でのテレビドラマは初出演となる。オーディションは、国内だけではなく、海外にも大きく広げて行われ、総勢500人を超える応募者の中からシャーロットが選ばれた。
驚くことに、シャーロットはまだ日本語が話せず、通訳を介しながらコメントをする異例の記者会見となった。
シャーロットは、まず、日本語で「おはようございます。私はシャーロットです。どうぞよろしくお願いします」と片言のあいさつをした。
続いて、英語で、語った。「最初にすごく名誉なことだと感じました。まだ自分の中で、どこか信じられないという部分があります。私のようなものがやってもいいのかという気持ちがあります」。
この中の「私のようなものがやってもいいのかという気持ちがあります」という部分。こういう謙虚さは、最近の日本人女優からは聴くことができない。それをアメリカ人女優のシャーロットがさらりとさりげなく語ってくれる。
それから約半年後、連続テレビ小説＜マッサン＞が放送開始された。もちろん、シャーロット・ケイト・フォックスは、ドラマでは日本語ペラペラで、大阪弁まで操る。
ということは、たった半年で、視聴者が違和感を持つことなく、日本語を使ってみせているのだ。
アメリカ人女優のシャーロット・ケイト・フォックスさん。素晴らしく、凄いね。まさに、「女優の底力」を教えてくれる。
彼女の「女優の底力」と「聡明」及び「優しさ」が相まって、今後、世界的な女優として、雄飛していくことだろう。
いいね。頑張れ、シャーロット・ケイト・フォックスさん!!
そうしたら、それから10日が過ぎ、2015年2月20日、スポニチアネックスの配信ニュースが流れた。「マッサン」エリー大出世！ブロードウェー「シカゴ」主演、12月日本凱旋も、とのタイトルが付いている。配信ニュースに曰く。便宜上、番号を付す。
① 米女優シャーロット・ケイト・フォックス（２９）が、米ニューヨークのブロードウェーでロングラン公演中のミュージカル「ＣＨＩＣＡＧＯ」の主演に抜てきされた。
② １０月２６日から１１月８日まで、アンバサダー劇場で主人公のロキシー・ハート役を務める。舞台経験はあるが、自身初めての聖地でいきなり主演の快挙に「日本に来て、マッサンに出演しなければ今回の起用はなかったはずで、本当に感謝」と感激を隠せない様子だ。
③ ＣＨＩＣＡＧＯは７５年初演。９６年に再演されたリバイバル版がロングランとなり、昨年「キャッツ」の記録を更新し史上２位に。現在まで７５００回以上の上演を重ねている。朝ドラで、異国の共演者らと見事に調和した演技が、舞台プロデューサーの目に留まった。
これって、素晴らしく、凄いね。だって、世界演劇界の聖地、あのブロードウェーで主演に抜てきされたんだよ。それも、史上２位のロングラン、７５００回以上の上演を重ねているミュージカル「ＣＨＩＣＡＧＯ」での主演だ。抜てきも抜てき、大抜てきだ。
いいね。おめでとう、シャーロット・ケイト・フォックスさん!!
これは、大チャンスだ。人生に何回もはない大チャンス。必ず物にしてほしい。「鉄は熱いうちに打て」だよ。
これを物にすれば、世界的な女優として、雄飛していくことが確実にできる。
いいね。頑張れ、シャーロット・ケイト・フォックスさん!!
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