アンチエイジング・「徹子の部屋、60年目突入を期待」
日本人の平均寿命が50歳を超えるようになったのは、実に第二次世界大戦後になってから、つまり1945年(昭和20年)以降のことであり、それまでは、人生50年時代がとてつもなく永い期間続いた。
平均寿命が50歳を超えるようになった後も、日本人の平均寿命は伸び続けている。
1984年度(昭和59年度)の「厚生白書」は、我が国において、やがて人生80年時代が到来するだろうと謳った。
それから30年が経って、人生80年時代は、既に現実のものとなっている。人生80年時代の元気なシニアは、とにかく元気一杯であり、人生50年時代のシニアに比べれば、格段に若々しい。
テレビの「NHKのど自慢」や「開運！なんでも鑑定団」を観ていると、80歳代後半のシニアがかくしゃくとして出演しているのが特段珍しいことではない。
また、インターネットや携帯電話に代表される21世紀世界の文明利器を自在に操る80歳代のシニアは、珍しくない。
あれやこれやに思いを巡らせると、人生80年時代は既に現実のものとなっているどころか、実は、人生90年時代の到来を迎えつつあるかのようである。
人生80年時代から人生90年時代に移行しつつある今、いつまでも若々しくありたいものだ。いわゆるアンチエイジングをモットーとしていきたいものである。
アンチエイジングとは、アンチ＝anti- 「反」「対」「抗」「…でない」、エイジング＝ageing 「経時」（時を経る) 老化 であるから、加齢による身体の機能的な衰え（老化）を可能な限り小さくすること、言い換えると、いつまでも若々しくあること、だ。
そのためには、食事、運動、精神に気を配る必要があるらしい。そりゃそうだよね。何の努力もしないで、アンチエイジングが奏功するわけはないよね。
食事は、栄養面を考えてバランスよく取ることだ。運動は、足腰の筋肉を鍛えることだ。精神は、よく笑うことだ。アハハ、オホホ、と笑っているだけで、アンチエイジング・ホルモンの分泌が活発になり、免疫力が高まる。
何も難しく考える必要はない。以上のことを地道に実行し、継続することだ。信じる者は救われる。継続は力なり。
アンチエイジングと言えば、2015年1月19日、スポーツ報知の配信ニュースが次のように伝えている。徹子の“おさわり”部屋！大輔の尻に「カチカチ」、とのタイトルが付いている。
① 女優・黒柳徹子（81）のテレ朝系トーク番組「徹子の部屋」（月～金曜・正午）の40年目突入を記念し、2月4日の午後7時から2時間スペシャルを放送することになった。
② このほど都内で収録が行われ、体操の内村航平（26）、競泳の入江陵介（24）、昨年10月に引退したフィギュアスケートの高橋大輔（28）らがゲスト出演した。
③ この日一番、驚いたのは高橋のお尻。「わ～すごい！ お尻から太ももにかけて長い筋肉なのね。出っ張ってるしカチカチ。今度から『あのお尻、触ったわ』と思ってスケートを見るわ」と声を弾ませた。
④ 1976年2月2日から一度も休まず、番組を続けている黒柳は「目標は50年続けること。少しでも長く番組を見ていただきたい」と意欲は全く衰えない。
女優、黒柳徹子さんの最大の功績は、アンチエイジングの旗手であり、人生90年時代の旗手であることだ。
まず、彼女は、御歳81歳には観えない。正直な印象として、「徹子の部屋」が始まった1976年2月2日当時の42歳と同じままが続いてきている。不思議と言えば不思議な女性だが、彼女のご努力には凄まじいものがあるのだろう。
今回の収録では、81歳の彼女がイケメン、28歳の高橋大輔選手のケツを喜々として触っている。「わ～すごい！ お尻から太ももにかけて長い筋肉なのね。出っ張ってるしカチカチ」。この感性が実に若々しい。
黒柳徹子さん曰く。「目標は50年続けること」。「徹子の部屋」を50年続ければ、その時点で92歳である。これまでの黒柳徹子さん、そして今の黒柳徹子さんの状況にかんがみれば、50年続けることは、楽勝でできる。
だから、アンチエイジングの旗手、人生90年時代の旗手である黒柳徹子さんには、「徹子の部屋、60年目突入を期待」したい。
「60年目突入」ができれば、その時点で、女優、黒柳徹子さんは、御歳102歳になっている。津軽のシニアブロガーには、御歳102歳の女優、黒柳徹子さんが喜々として「徹子の部屋、60年目突入」を迎えている様子が見える。
第二次世界大戦中は青森県三戸郡南部町に疎開していた「窓ぎわのトットちゃん」。彼女には、それができる。津軽のシニアブロガーは、それを期待してやまない。
頑張れ、女優、黒柳徹子さん!! 頑張れ、「窓ぎわのトットちゃん」!!
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