わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

サッカー日本代表・「U-21日本代表、リオ五輪に向け漂う大不安」

   2014年9月29日朝、ネットでの配信ニュースがヘッドラインを踊らせている。

 U-21 韓国に敗れ8強止まり…リオ五輪大丈夫!?  スポニチアネックス

 手倉森J、韓国に惜敗し連覇ならず…好機作れずシュート3本   サンケイスポーツ

   スポニチアネックスの配信ニュースは、「リオ五輪大丈夫!? 」とのタイトルだが、今回のアジア大会における男子サッカーの試合を観る限り、リオデジャネイロ五輪に向け、U-21日本代表の手倉森ジャパンの行く手には、大きな不安が漂っているように見える。

 
 サンケイスポーツの配信ニュースのタイトルには、「韓国に惜敗し」との表現があるが、どこをどう観れば、「韓国に惜敗」との表現になるのだろうか。韓国1-0日本の決着だから、一点差負けだから、惜敗だろう、ってか? しかし、1-0負けでも、問題は、中身だ。
 
 この試合、U-21日本代表は、終始、韓国に押しに押されていた。日本は、好機を作れず、シュートはたったの3本だ。

 日本選手がパスをする。すると、韓国選手に簡単にボールを取られる。韓国選手が日本のゴールに向けて怒涛の攻撃を繰り返す。しかし、点が入らない。これは、日本選手のディフェンスが優れているというよりは、韓国選手がシュートを外しまくっている印象だ。

 こんな調子で、前半が終わり、後半も40分過ぎ。押されっぱなしの日本とシュートを外しまくりの韓国。韓国も韓国だが、日本も日本だ。

 日本は、ほとんどシュート機会がないから、点が入る見込みなし。このままじゃ勝てるわけがない。それにしても、韓国に1点も入らないのが不思議だ。

 押されっぱなし日本と下手くそ韓国。こうなりゃ、このまま延長戦も0-0で、PK戦突入だな。そこで、日本が勝つ、というシナリオを視聴者は描く。

 しかし、とんでもないことが起きる。後半40分過ぎ、主将のMF大島僚太選手がペナルティエリア内で韓国選手を倒してしまったのだ。結果、PKから失点。この瞬間、私は、テレビのスイッチを切ってしまった。

 誰もやりたくてペナルティエリア内でファウルを犯しているのではない。でも、完全アウェーの仁川アジア大会。韓国が日本選手のペナルティエリア内でのファウルを誘っているのは、火を見るよりも明らかだ。そんな状況下で、しかも、韓国から誘発されたのではなく、自ら相手選手を倒してしまうとは。


 今回のアジア大会における男子サッカーの試合を振り返ると、U-21日本代表がリオ五輪に向けて進む先には、大きな不安が漂っている。

 9月17日の対イラク戦は、日本1-3イラクで、完敗。日本は、辛うじて1点を入れたものの、完全に叩きのめされた。力の差はかなりある。

 対イラク戦、自陣ゴール前で相手パスを蹴り返すが、どうぞシュートして下さいと言わんばかりの返し方。案の定、一発でシュートを決められてしまう。別の選手に対しては、あの選手にはやられるから気をつけなよ、と言った先にやられちゃう。しかも、同じ選手に二度までも。

 そして、日本のシュートチャンスは、決定的場面を二度も三度も、決めれない。

 9月28日の対韓国戦は、日本0-1韓国で、負け。ネットの配信ニュースは、惜敗などと寝ぼけたことを言っているが、とんでもない。0-1だけれど、内容は、惨敗だ。

 この試合、U-21日本代表は、終始、韓国に押しに押された。日本は、好機を作れず、シュートはたったの3本。

 日本選手のパスは、韓国選手に簡単にボールを取られる。韓国選手が日本のゴールに向けて怒涛の攻撃を繰り返す。しかし、点が入らない。日本選手のディフェンスが優れているというよりは、韓国選手がシュートを外しまくっただけだ。

 こういう試合を二つも見せつけられると、リオ五輪に向け、U-21日本代表の手倉森ジャパンの行く手には、大きな不安が漂う。

 リオ五輪に出場するとしても、よほどの努力をしない限り、リオ五輪での大活躍は夢のまた夢だろう。

 今後、U-21日本代表の手倉森ジャパンを応援しつつ、その努力の足跡を見届けていきたい。



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