錦織圭選手・「ネットで無料観戦できた対ジョコビッチ戦!!」
今、日本列島は、テニスの錦織圭選手の話題で沸騰している。あの、プロ野球巨人の原辰徳監督までもが大興奮である。
東スポWebの配信ニュースは、9月8日付けで、次のように伝えている。
テニスの全米オープン男子シングルス決勝進出を決めた錦織圭(24=日清食品)の偉業に、プロ野球巨人の原辰徳監督(56)が驚きの声を上げた。
この日(7日)の試合前、グラウンドに姿を見せた指揮官は“エアK”の話題に興奮気味に反応。「すごいね! 3セットを力でねじ伏せた。たいしたもんだ!」と大きな目をさらに見開いた。試合はハイライトで見たようで、歴史的快挙を成し遂げた若武者を大絶賛していた。
そうか、原辰徳監督は、錦織圭選手の試合はハイライトでしか観ていないんだ。それでも、大絶賛、大興奮である。
しかし、津軽のシニアブロガーは、錦織選手の歴史的快挙の瞬間をリアルタイムで観ることができた。
日本時間、9月7日、午前1時過ぎ、全米オープン男子シングルスの準決勝、錦織対ジョコビッチ戦の勝敗の行方が気になった。ネットで速報を見た。第一セットは、5-3で錦織がリードしている。
観たい。リアルタイムで観たい。しかし、新聞でテレビ放送の番組を探したが、どこにもない。
一体、日本のテレビ局は、何をしているのだ。特に、公共放送のNHKは、何をしているのだ。こんな時にこそ、NHKのBS放送で放送しないで、どうするのだ。金返せ、受信料返せ!!
どうやら、有料放送のWOWOWが独占中継の放送権を持っているらしい。しかし、こちとら、WOWOWの受信契約はしていない。観れない。けど、観たい。だって、全米オープンの準決勝で、第一セットとは言え、錦織選手が、世界王者にして優勝候補ナンバーワンのジョコビッチ選手をリードしているのだ。
今、この瞬間に、まさに歴史が作られるかもしれない。歴史的快挙が待っているかもしれない。矢も盾もたまらないとは、このことだ。
そこで、津軽のシニアブロガーは、ネット先生にお願いしてみた。困ったときの神頼み、ならぬ、困ったときのネット先生である。いつもいつもネット先生は助けて下さるが、さすがに今回は無理だろうな。
ところが、どっこい、ネット先生は、大したものである。スポーツレモンテレビという次のサイトを教えて下さった。もちろん、無料である。
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やはり、スポーツ観戦の醍醐味は、リアルタイムでの観戦にこそある。今まで、テニスの試合は、あまり観たことがなかった。理由は、テニスの試合時間が長いからである。3時間や4時間にも及ぶとなると、とてもとてもと敬遠気味できた。
しかし、今回の錦織対ジョコビッチ戦をリアルタイムで観戦してみて、考え方が変わってしまった。試合は、6-4、1-6、7-6、6-3と、セットが進んでいった。あっという間の3時間である。ハラハラドキドキの連続。実に面白い。真夜中の試合は、気がつけば、朝だ。
この試合、セットカウント3-1で錦織選手が制し、日本選手初の決勝進出を決めた。テニスの男子シングルスで、日本選手として、四大大会では81年ぶり、全米オープンでは96年ぶりにベスト4進出を果たした錦織選手が、歴史的快挙を成し遂げた瞬間である。
そうした歴史的瞬間にリアルタイム観戦で立ち会えて、津軽のシニアブロガーは、嬉しい。実に幸せである。
今回の全米オープンで、熱戦に次ぐ熱戦、とりわけ準決勝の対ジョコビッチ戦における勝利を経て、錦織圭選手は、決定的な進化を遂げている。精神的、戦術的、フィジカル的などのすべての面において、新星・錦織圭選手の誕生である。
これまでは、熱戦の後は故障しがちであった、フィジカル面で弱さが見られた錦織選手。そうした彼は、今や、どこにもいない。おそらく、秘かに肉体改造が積み上げられてきているのだろう。それとともに、頭脳改造や精神改造も。
さあ、いよいよ、日本時間9月9日、午前6時から、全米オープンの決勝が行われる。共に、初優勝をかけて対戦するのは、クロアチアのチリッチ選手である。錦織選手、24歳。チリッチ選手、25歳。若者と若者の対戦である。
試合は、錦織圭選手が勝つ。
世界ランキングで、錦織選手が11位に対してチリッチ選手16位であること、両者は過去7回対戦し、錦織選手が5勝2敗とリードしていることという有利な材料がある。しかし、それだけではない。世界王者のジョコビッチ選手を破った錦織選手は、今、劇的に進化しているのだ。誰が相手であっても、必ず勝てる。
錦織圭選手の全米オープン優勝という日本選手初の歴史的快挙達成!! その瞬間を、津軽のシニアブロガーは、楽しみながら見届けることになるのだ。
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