高橋大輔選手・「羽生結弦選手、19歳」
私は、世の中の話題になっていること等に関し、自分なりに考えたことをブログ記事に書く。
そして、ありがたいことに、ブログ記事にコメントを頂戴することがある。そのコメントに関連してまた考える。その考えたことをまたブログ記事に書くときもある。
そうした循環で、シニア脳を使っていると、考えるのは結構な範囲にわたっていくことになる。それがシニア脳の活性化につながるわけで、ありがたいことである。
去る5月12日付けで、高橋大輔選手・「幸せにして幸せにされて」とのタイトルでブログ記事を書いて投稿した。
その中に、次のように書いた部分がある。
今日におけるフィギュアスケート人気の隆盛は、高橋大輔選手のバンクーバー五輪での銅メダル獲得から始まった。
と当時に、高橋選手は、日本男子フィギュアの先駆者となった。
彼のバンクーバー五輪での銅メダル獲得で、日本男子フィギュア界の面々は、オリンピックでメダルを獲れること、どうやれば獲れるかを身近で分かったのである。これほど効果抜群なことはない。
ソチ五輪での羽生結弦選手の金メダル獲得を私たちはことのほか喜ぶ。そして、振り返れば、羽生選手の金メダル獲得を不思議に思わなくなっている日本国民がいる。
しかし、時を巻き戻してみよ。4年前のバンクーバー五輪直前時点に立って、考えてみよ。オリンピックでメダルを獲ることがいかに難しいことであるか。
すべては、先駆者たる高橋大輔選手のおかげなのだ。
私は、そのことを世界で一番理解しているのは、羽生結弦選手だと思う。
このブログ記事に関し、ある方からコメントをいただいた。その方曰く。
一言申し上げます。羽生選手の件は全く同意できません。彼が、大ちゃんを見下すような言動がこれまでの映像等で、多々みられます。マスコミに都合よく削除されようとも一度見た人は覚えています。はっきり言って大ちゃんとは真逆の傲慢で、二枚舌の性格が大ちゃんファンの大いなる反感を買っているのをご存知ないのでしょうか。だから、強いのかもしれませんが。
大ちゃんの件は全くそのとおりです。記事、ありがとうございました。
私は、このコメントを見て、驚いた。
まず、私がブログ記事で羽生結弦選手について言及している部分は、「私は、そのことを世界で一番理解しているのは、羽生結弦選手だと思う」の一行である。で、コメント主さんは、「羽生選手の件は全く同意できません」とおっしゃる。
つまり、「すべては、先駆者たる高橋大輔選手のおかげなのだ」ということを羽生選手は理解していない、とコメント主さんは主張していることになる。
しかし、私には、そうは思えない。物事の道理に照らして、「すべては、先駆者たる高橋大輔選手のおかげ」であることを羽生選手が理解していないとは、思えない。
コメント主さんは、「彼が、大ちゃんを見下すような言動がこれまでの映像等で、多々みられます。マスコミに都合よく削除されようとも一度見た人は覚えています。はっきり言って大ちゃんとは真逆の傲慢で、二枚舌の性格が大ちゃんファンの大いなる反感を買っているのをご存知ないのでしょうか」とも述べておられる。
この点については、私は、まったく知らない。ご指摘のような映像等を観たこともないし、「大ちゃんとは真逆の傲慢で、二枚舌の性格」であるとは思わないし、それが「大ちゃんファンの大いなる反感を買っている」ことも知らない。
今回のコメントを拝見し、私は、ただただ驚くばかりである。
スポーツ観戦は、さまざまな要素があるから、面白い。
単に、アスリートの高度な技量が発揮されることに感心するだけでなく、選手の心理状態を推し量ることで、楽しさは増す。また、選手の生きざまを慮ることで、人生ドラマを垣間見ることもできる。
選手の心理状態を推量し、人生ドラマを想うとき、当然、自分のこれまでの人生経験や分別に照らすことになる。
こうした基本線に立ち、フィギュアスケートでは、高橋大輔選手を応援するし、羽生結弦選手その他の選手も応援する。
選手の人となりについては、さまざまな情報を参考としつつ、最後は、自分で判断するしかない。だから、頂戴するコメントについても、客観的に受け止めたうえで、参考にさせていただいている。
高橋大輔選手、28歳。羽生結弦選手、19歳。高橋選手は、若い。羽生選手は、もっと若く、弱冠19歳だ。
二人とも、いろいろなことを経験しながら、大きくなっていく。そして、さまざまなことが起きる。人生とは、そういうものだ。だから、面白い。分かるかな?
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