わさお日記

わさおの時事川柳・五行歌、俳句、短歌、十行歌、その他

ハゲと椿


  ネットサーフィンをしていると一番目につくCMは、髪に関するものだ。やれ育毛、やれ植毛、やれ増毛と、にぎやかである。

 男と違って、女にはハゲはいないと思ったら、女でも薄毛が問題であるらしい。テレビを観ていると、六十代以降の女が部分入れ歯ならぬ部分カツラを装着して悦に入るCMがよく放送されている。
 
 髪の話については、シニアの私には髪がある。バーコードでも、スダレでも、しまはげでもない。髪だけは、有り余るほどにある。ごましおが強くなってはきたが、あるものはある。

 ところで、日本人のハゲの割合はどんなものだろうか。ネットで調べたら、次のようなブログの記述がヒットした。
 
 日本人の成人男性のハゲ割合は、20代で13%、30代で21%、40代で33%、50代で40%、60代で43%という割合だそうだ。50代になれば、10人中4人だ。100人いれば、40人、日本武道館に50代男性が1万人集まれば、4,000人がハゲだ。

 そうか、これで分かった。ハゲとか薄毛で悩んでいる人は、多いのだ。おぼれる者はわらをもつかむ。薄毛の者はバーコードにもすがる、わけだ。


 シニアの今でも有り余るほどに髪がある私だが、若い頃、私の髪は、くせ毛が強かった。

 日本人は一般的に直毛の多い民族と言われるが、一説では日本人の70%が多かれ少なかれくせ毛であると言われているそうだ。くせ毛には、いろいろな種類があるが、私のくせ毛は、波状毛タイプ、つまり、髪を伸ばすと波状(ウエーブ)にうねるくせ毛である。しかも、硬い髪ときている。

 いったん寝癖がつくと、なかなか直らなかった。

 ある時、床屋のおやじに椿油を使うことを勧められた。椿油、と聞いて、なんか古臭くて、女が使うもののように思った。

 その旨、床屋のおやじに言ったら、いやいやそうじゃなくて、貴方のくせ毛にきっと効くから、と熱心に勧められた。

 椿油がくせ毛に効くというのも妙だとは思ったが、長年通っている床屋のおやじが言うことだからと、素直に従った。

 その結果やいかに。直った。物の見事に直ったのである。大島椿の椿油を使い始めて2年で、髪の難点は完全に解消された。その後は、何十年も、柔らかくしっとりした髪であり続けている。

 で、ポイントは、髪の難点が完全解消したことの中身である。

 髪は、生え変わる。椿油をつけて、硬い髪の毛が何らかの作用で柔らかくなり、その後、また硬い髪の毛が生えて椿油で柔らかくなり、の繰り返しかというと、そうではない。つまり、生える硬い髪の毛が椿油の作用で柔らかくなるという現象ではない。

 我が髪の歴史を振り返れば、椿油をつけているうちに、いつの間にか、硬い髪の毛でなく、柔らかい髪の毛が生えるようになったのだ。

 それはなぜか。私は、次のように解釈している。

 大島椿の椿油が、生えている髪の毛を通して毛根に伝わり、伝わった椿油が頭上の言わば畑の部分の土壌改良をする。土壌改良された畑では、柔らかい髪の毛が育成されるようになる。洗髪は、もちろん大島椿シャンプーを使っている。これも効いている。
 
 育毛とは、自分の髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、丈夫な髪の毛を生やすことである。その場合に、注意は髪の毛そのものにいく。それはそれでいいのだが、髪の毛そのものとともに、頭皮つまり畑の土壌改良も大事である。

 洗髪は、大島椿シャンプーを使ってやることだ。その際、頭皮をマッサージしながら洗髪することだ。

 洗髪後、頭を乾かしたら、大島椿の椿油をつける。その際も、椿油をつけた後、頭皮のマッサージをする。マッサージは、頭皮の血行を良くする。良い血行の頭皮に椿油がフィットすることによって、土壌改良がなされていくわけだ。


 人間の肌には、皮脂つまりアブラがつきものだ。 皮脂とは、肌の奥にある皮脂腺から分泌され、ちょっとベタっとしたアブラ状のもので、人の肌に潤いを与える。皮脂の成分は、脂肪酸やコレステロールとなっている。

 皮脂は、肌を乾燥や外敵から守るバリアのようなもので、皮脂のバランスが崩れると、乾燥肌になったり、脂性になったりする。

 人の肌に潤いを与える皮脂の41%を占めるのがオレイン酸という脂肪酸である。皮脂膜のケアには、41%を占めるオレイン酸をケアするのが有効である。

 椿油の成分の80%以上は、オレイン酸である。だから、椿油は、髪にはもちろん、肌にも良い。椿油は、顔や身体の手入れにも効果があるということになる。

 オレイン酸は、脂肪酸の中で最も酸化しにくく、保湿力が高く、蒸発しにくくサラサラとした脂肪酸である。オレイン酸は、皮膚から吸収されやすく、肌を柔らかくする効果があるから、髪にはもちろん、肌にも良い。

 なお、椿油に含まれているオレイン酸の組成量は、オリーブオイルをもしのぎ、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを下げる働きがあるなど、健康食材としても注目されている。

 毛髪は、3層構造になっているが、最も外側の層部分は、毛表皮やキューティクルと呼ばれる。
 キューティクルがはげると、毛の内部の水分が蒸発し、髪全体の潤いがなくなる。その結果、枝毛、切れ毛、パサつきや静電気がおきる。

 そこに椿油を塗ることで、痛んだキューティクルをコーティングして内部の水分を閉じ込め、潤いと艶のある髪の毛を作ってくれることになるのだ。

 要するに、大島椿の椿油は、髪の毛そのものに良いし、頭皮つまり畑の土壌改良にも良い。両方ともに抜群の優れ物なのだ。

 改めて言うまでもなく、育毛とは、自分の髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、丈夫な髪の毛を生やすことである。そのためには、大島椿の椿油が絶大な効果を発揮するから、それを上手に使うことだ。

 信じる者は救われる。信じない者は救われない。ただそれだけのことだが、その違いは頭にくるほど大きい。

 

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