わさおの俳句ポスト投稿・「一字空けについて」
津軽のシニアブロガー、わさおは、2015年5月13日から、小学校5年生時以来の親友、Kさんと一緒の俳句教室に参加させてもらっている。
老先生のほかに、メンバーが10人の小さな教室である。メンバーの7割が女性だ。老先生を含め、平均年齢は、六十代だろう。
私が参加したのと同時に、もう一人の男性が加わり、結果、男性は、先生を含み4人である。それまでは、長らく男2人女7人だったそうで、我が親友、Kさんの忍耐力というか、人付き合いの良さには、感心する。
私のねらいは、Kさんと一緒に、俳句作りで遊びながら、ボケ防止の一環とすることである。
したがって、俳句教室に通っている限りにおいては、井の中の蛙だ。遊びだから、それはそれでいい。
今のネット社会は、実に便利である。先日、ネットサーフィンをしていたら、「俳句ポスト365」なるサイトに遭遇した。
「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトだ。毎週新しい兼題が出される。「俳句ポスト365」への投稿は、ウェブで俳句投稿フォームに記入し、ボタンを押せばいいだけだ。この簡便さが実にいい。
そこで、わさおは、「人生日々挑戦、青春は一生」をモットーとしているので、井の中にととまらず、大海を泳いでみることにした。
とは言うものの、「俳句ポスト365」のレベルはどんなものだろう。
これについては、関係者とおぼしき方のブログによれば、1つの兼題に、1,000句以上の投句があり、その中から選句されるという。一番いい「天」の句は1句、その次にいい「地」の句は数句、以下、「人」の句、「並」の句と続き、合計200句ほどが選ばれるそうだ。
つまり、1,000句以上の投句のうち当選の栄誉に浴するのは、2割程度である。「並」の句は、いわゆる並みではない。これは、なかなか厳しいではないか。
まあ、「人生日々挑戦、青春は一生」だから、毎週、とにかく「俳句ポスト365」に投稿し、チャレンジを続けていきたい。
それにしても、選者の先生が1,000句以上の投句を相手にするとは、ご苦労様なこと、大変なものである。ただ、普通に考えれば、選者先生の高弟の方がふるいにかけて、400句くらいに絞り、それを選者先生が審査するのだろう。
であれば、何かの拍子に、400句くらいに入り、最終の合計200句ほどに選ばれることだって、あるのではないか。
そうした何かの拍子があることを念頭に置きつつ、何はともあれ、2015年7月17日、「ハンカチ(夏の季語)」の兼題に、2句を初投稿した。
以下に、投句を掲げる。
津軽わさお作
日の丸弁当 ハンカチでくるむ 終戦日
終戦日 白きハンカチ 涙ふく
掲句は、五七五ごとに一字空けている。
「俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です」ということは、承知している。「俳句ポスト365」への実際の投句は、五七五の間を空けずに一行に書いた。
俳句の正しい表記だと言われれば、それに従うわけだが、私は、なぜ五七五の間を空けてはならないのかと思う。江戸時代からそうしているからなんだろうか。
しかし、インターネットの今の世は、ネットのブログ記事なんかでは、五七五ごとに一字空けしている方が多いのではないだろうか。それは、一字空けした方が読みやすいからである。
それと、空けた一字に、つまり言わば行間に、漂うものがあるからである。その漂うものがいいのだ。
こんなことを言えば、伝統的な俳人は、そうじゃないと反論するだろう。でも、それは、見解の相違ってやつであり、私は、自分のブログで表記するときは、五七五ごとに一字空けるのだ。
もちろん、「俳句ポスト365」への投稿規定は遵守する。当り前のことである。
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