野々村議員 ・「希代のお笑いペテン師」
関西では、アホとバカという言葉を使う場合のそれぞれのニュアンスには、かなりの違いがあるようだ。
関西人が使うアホには、しゃ～ないやっちゃなあ＝仕方ない奴だな、というニュアンスがあるのに対し、関西人がバカを使う場合は、怒りのニュアンスが含まれているという。
標準語で一口にいう馬鹿なことをした場合にも、しょうがない奴だなという程度の馬鹿なことと、この馬鹿野郎が大変なことをしやがってと怒りを含む馬鹿なことまでの幅がある。関西人は、それらをアホとバカで区分けするわけだ。
7月1日、日本の政治家でとんでもなく馬鹿な県議会議員がいることが明らかになった。以下、この県議会議員を馬鹿者と略称することにする。
馬鹿者は、兵庫県西宮市選出の野々村竜太郎兵庫県議（47）だ。この馬鹿者は、政務活動費約300万円の不正支出疑惑を釈明するため、この日、記者会見を開いた。記者会見は、3時間以上に及び、馬鹿者が説明中に号泣する場面もあった。
その号泣する場面のあまりの酷さがテレビ放映され、日本中に流れた。
こいつは、完全に馬鹿者だ。即刻、県議会議員を辞職せよ、だ。県議会議員をやっている資格など、ゼロだ。
こいつは、今や、日本中の小学生から「嘘泣きをしている」と馬鹿にされているくらいに酷い。お笑い草とは、このことだ。
以下、事実関係は、神戸新聞の配信ニュースに基づく。
馬鹿者は、2013年度、兵庫県豊岡市(城崎温泉)と兵庫県佐用町、東京都、福岡県福岡市の4か所を日帰りで計195回訪問したとして、政務活動費から計約300万円を支出していたことが30日、県議会が公開した収支報告書で分かった。報告書には交通費の領収書添付が一切ないほか、現地での活動を示す記載もなかった。
記者会見で、馬鹿者曰く。訪問先などについては「公表しないという前提で政策教授や意見交換をしてもらっている」。
そんな馬鹿な。
馬鹿者は、記者会見で、195回の訪問を「全て行った」「うそや偽りはない」と明言。東京都と福岡県福岡市には新幹線、兵庫県豊岡市と兵庫県佐用町には特急を利用し、グリーン車がある場合は全て利用したと説明した。
経路や金額の根拠などについては、馬鹿者曰く。「無頓着なので覚えていない」。
そんな馬鹿な。
馬鹿者関連のテレビの追っかけ報道も観た。馬鹿者が出張した兵庫県豊岡市には城崎温泉へ行ったと説明しているが、城崎温泉で関係者にいくら取材しても、誰も馬鹿者を見た者がいない。
こりゃ、みんな嘘だな。号泣場面も嘘泣き。195回の出張も嘘。結局、野々村議員 は、「希代のお笑いペテン師」だ。
7月4日、読売新聞の配信ニュース曰く。
① 兵庫県西宮市選出の野々村竜太郎県議（47）（無所属）が、2013年度に195回の日帰り訪問をした切符代として、政務活動費約300万円を支出した問題で、有権者からの批判が強まっている。
県などには3日夕までに約740件の苦情が寄せられ、県議会も調査や制度改正に向けた検討を始めた。
② 前回県議選で野々村氏に投票したという主婦（42）は「『政治の不正をただす』と訴え、誠実そうだったから投票したのに……」と憤った。
③ 一方、県議会事務局や県に電話やメールで抗議が殺到。北海道や東京からも寄せられ、「議員辞職すべきだ」「税金の全額回収を」という声が多いという。
④ 県議会は7日に各会派の代表者会議を開催し、議会として調査するかどうかなどを協議する。
馬鹿者の「政治の不正をただす」発言は、聞いて呆れるとはこのことだ。
馬鹿者は、政務活動費約300万円を受け取りながら、政務活動には使わなかった。これは、不正支出だ。税金を食い物にしたことになる。
神戸新聞の配信ニュース曰く。野々村氏をめぐっては、初当選した2011年度や2012年度にも同様の支出を繰り返していたことが明らかになっている。
なんと、馬鹿者は、2011年度から2013年度までの連続3年間、税金を食い物にしているのだ。兵庫県民に対する重大な背信行為である。
これだけで、兵庫県議会議員として、兵庫県や兵庫県議会の品位や名誉を著しく貶めている。ゆえに、県議会の懲罰は必至だ。
馬鹿者は、即刻、3年間にわたる不正支出額の一切を兵庫県に返還し、県議会議員を辞職するのが、せめてもの残された道だ。
そういうことを実現させ得ないようでは、兵庫県議会は、アホでなく、バカだ。今、日本中の目が注がれている。
いずれにしても、野々村議員 は、「希代のお笑いペテン師」である。
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